本日は内閉鎖筋(OI)を小坐骨切痕レベルで観察した画像の紹介を致します。
内閉鎖筋は閉鎖膜から起始し、小坐骨切痕を通り、上双子筋と下双子筋とconjoint tendonを形成し、転子窩に付着します。平面で見ると分かりにくいですが、水平面でみると、急な走行をしていることがわかります。小坐骨切痕による滑車を通る際、約130°走行を変えると言われています(Kapanji)。
この小坐骨切痕部は走行を変える箇所であるため、この部位に滑液包が存在します。
OI腱の石灰沈着や、滑液包炎を認めることもあるようです。






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