ハンドボールについて語ろう その2(ハンドボール競技紹介)
2024年08月20日
ハンドボール競技紹介
こんにちは、みひらRクリニックの理学療法士・河本です。
前回のオリンピック観戦記に続き、今回は私の専門種目であるハンドボールについて競技の概要を紹介させていただきます。
ご存じの通り、ハンドボールは日本では競技人口も少なくまだまだマイナー競技のため、詳しく知っている方も少ないと思います。
そこで競技の普及啓もうを行う意味でも、ハンドボールがどんなものかを、みなさんにわかりやすく説明していきたいと思います。
歴史
ハンドボールは、20世紀頃にヨーロッパで発祥したといわれています。デンマーク起源説、ドイツ起源説など諸説ありますが、サッカーがオリジナルになっていることは間違いないようです。ルールや国際団体の変遷を経て、現在まで広まってきました。
日本では、昭和27年頃から競技普及が始まり、現在まで約100年の歴史があります。
ルール
ハンドボールは簡単にいうと、手で行うサッカーのような競技です。
7人対7人で試合を行い、試合時間は前・後半の計60分で行います。
40m×20mのコートで自陣と敵陣に分かれて、相手ゴールにボールを入れると得点になり、得点の高いチームの勝利となります。
また、ラグビーやバスケットボールのように味方にボールをパスすることができ、ボールを持ったまま3歩まで歩行することができます。
認知度
前回のブログ記事でもお伝えしたように、ハンドボールは本場ヨーロッパではプロリーグがあるくらい人気のスポーツですが、日本ではかなり認知度が低く、まだまだマイナー競技であるといわざるを得ません。
競技人口は世界で約3000万人、日本で約10万人、石川県で約1000人程度と推測されます。
ちなみにサッカーの競技人口は、世界で約2億6000万人、日本で約309万人といわれています。
競技特性
ハンドボールは点を取り合うゲーム性の高い競技ですが、フィジカル面においては身体的な接触の多さ、至近距離でのスローイングとブロック、高いジャンプとストップ動作からの方向転換など、身体にかかる負荷はかなりのものがあります。
身体やボールのコンタクトによる整形外科的外傷もそうですし、ジャンプからの着地や急激な方向転換による関節(靭帯・半月板)への負荷も強度が高く、ケガのリスクが高い競技であるといえます。
最後に
ハンドボールについて説明したいことはまだまだあるのですが、詳細を説明しだすと長くなりすぎてしまうので、今回は簡単にこのぐらいの紹介にしておきたいと思います。
まずはハンドボールのことを知っていただきたいので、興味のある方は動画などを検索して、ご覧になっていただければと思います。
みひらRクリニックでは、ハンドボールだけでなく広くスポーツ外傷・障害にたいする診療・ケアを行っていますので、お気軽に診察に起こし下さい。