本日は外側広筋損傷例の長軸及び短軸画像を紹介致します。
初診時では長軸及び短軸画像にて、外側広筋が明確な低エコー域を確認できます。
5W後では低エコー域が縮小し、筋線維配列も回復しているのが観察できます。



今回は、前十字靭帯断裂後に大腿四頭筋腱を再建材料として使用した症例の大腿四頭筋腱の長軸画像を紹介致します。
膝蓋骨を遠位にて描出した状態で大腿四頭筋腱に対して長軸にプローブを当てます。
赤丸で囲った部分に大腿四頭筋腱が低エコー域を呈しているのが確認できます。



今回は、半腱様筋、腓腹筋内側頭の膝の屈曲時と伸展時の短軸画像の紹介を致します。
膝屈曲時では半腱様筋腱と半膜様筋腱の間に腓腹筋が入り込むような動態が観察できます。
膝伸展時では、屈曲時とは逆に外側にシフトするような動態が観察できます。



本日は足関節捻挫症例の健側及び患側の後方関節包の超音波画像を紹介致します。
長軸にてアキレス腱にてプローブを当てます。
表層から皮下組織、アキレス腱、KFP、FHL、脛骨・距骨と描出できます。
患側では健側と比べて関節包の無エコー像が大きく、水腫貯留しているのが観察できます。



本日は内側広筋から内側膝蓋支帯が起始し、脛骨に付着する長軸画像を紹介致します。
まず内側広筋に短軸に対してプローブ走査し、内側広筋を同定したまま内側広筋にプローブを長軸走査します。そのまま遠位に走査することで、内側膝蓋支帯が脛骨に付着する画像が観察できます。