みひらRクリニックのご紹介

高桑 悠輔

患者様を前向きに出来る存在に

中川 優大

理学療法士

私が " 理学療法士 " という存在に出会ったのは小学5年生の時でした。

当時、野球の練習中に足関節を脱臼骨折していたため、そのリハビリを行う中で担当の理学療法士の方との出会いがありました。

私は高校卒業まで通算10年間野球をしましたが、人に比べてケガが多く、考えてみるとプレーをしている期間よりもケガで休んでいる期間の方が長かったように思います。
特に手術歴はバラエティーに富んでおり、脱臼骨折、遊離軟骨除去、骨移植など多くの手術を経験し、グラウンドでプレーできない期間が長くありました。

時には病院のベッドの中で、時にはグラウンドでボール拾いを手伝いながら、「もうプレー出来ないのでは・・・」と気分が落ち込む時もありました。しかし、そんな状態の中でも「野球を続けよう」「リハビリを頑張ろう」と思えたのは、担当してくださった理学療法士の先生の存在があったからでした。

その方には、運動器のリハビリはもちろんですが、元気のない私を励まし、精神的にも元気付けて頂いた記憶があります。

リハビリを受ける中で、初めは「理学療法士ってすごいな」と思うだけでしたが、次第に「自分も理学療法士になりたい」「同じようにケガで辛い思いをしている人を元気付けたい」という気持ちが強くなっていきました。

その後その思いを実現すべく、進路選択の際には医療系の大学へ進学し、結果として理学療法士の国家試験に合格することでその思いを実現する入り口に立ちました。

現在、理学療法士となりリハビリを行う立場となり毎日を過ごしていますが、まだまだ思ったとおりに上手くいかない事も多い毎日です。

私が思い描く理想の理学療法は、ただ患者様の痛みを改善するだけではなく、同じケガを繰り返さない「再発予防」や、過去に痛めた箇所と違う場所のケガを防ぐ「新たなケガの予防」などを考えながらリハビリを行うことです。

そして、私を元気付け前向きにしてくれた理学療法士の先生のような存在になりたいと考えています。

いつになるかわかりませんが、落ち込んでいる患者様を笑顔で前向きにできる理学療法士になれるよう日々、知識・技術の向上とともに人間的にも成長できるよう努力を重ねていきます。