理学療法士
私は中学校から約19年間ハンドボール競技を続けており、現在まで私のライフワークの中心となっています。
ハンドボールは激しいコンタクトスポーツ(注;接触の多いスポーツ)のため、怪我をする人間が多く、私自身も大学生の時には大きな怪我をして、半年間のリハビリを余儀なくされました。
後になって思うと、この時にリハビリテーションを経験し、理学療法という職業を知ったことが現在の仕事につくきっかけになっているのは間違いありません。
その後一度は一般企業に勤めたものの、ハンドボールを続ける中で競技者としての自分と、職業として競技にかかわる自分をリンクさせる希望が大きくなっていき、遠回りにはなりましたが改めて専門機関で学びなおしリハビリテーションを職業とすることを決心して現在に至ります。
理学療法という仕事は、まだまだ難しいことやわからないことが多く日々勉強の毎日ですが、担当の患者様に頼られることや、「ありがとう」と感謝頂くこと、回復していく患者様の姿をみることに日々やりがいを感じています。
私事で恐縮ですが、現在まで継続して石川県のハンドボール競技の強化・代表選手として国体等の試合に出場させて頂き、大変貴重な経験をさせてもらっています。
今後も個人として積極的にハンドボール競技に関わっていくのはもちろんですが、将来的には様々な競技の学生、クラブチーム、プロチーム選手のケア・支援にも関わっていきたいです。
自身のアスリートとしての経験を、リハビリテーションの現場で次世代のアスリートに還元していくことが今後の目標です。