膝が痛い

膝(関節)は、歩いたり走ったりする移動動作をはじめ、しゃがみ込んだり、立ち上がったりするような日常動作で、たいへん重要な役割を担う関節です。

膝の痛み(膝痛)は、スポーツを愛好される方にみられることが多く、プレーや練習中に前十字靭帯や半月板といった膝を支える部分を傷めるスポーツ損傷、膝の使い過ぎによるスポーツ障害による膝の痛みが多くみられます。

また、スポーツをされない方でも、年齢を重ねるに従って膝の痛みや変形が生じる、変形性膝関節症という整形外科疾患もあります。

変形性膝関節症とは


変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減って、関節が炎症や変形を生じて痛みが起きる病気です。

膝の軟骨がすり減ることで、膝のクッション機能が低下し、関節のスムースな動きができなくなります。

立ち上がりや階段の上り下りで痛みを覚えることが多く、次第に歩行や立ち仕事にも支障をきたすようになったり、膝の曲げ伸ばしがつらくなって、正座やしゃがみ込みができなくなることもあります。

さらに膝関節に水がたまると膝が腫れてきますし、変形が進行するとO脚になることもあります。


変形性膝関節症の治療で大切なことは、膝にかかる負担を減らすために余分な体重を減らすことです。体重が1㎏増えると、膝には3㎏の負荷が余計にかかるといわれています。

膝の痛み自体に対しては、湿布・貼り薬や痛み止めの薬、さらには軟骨の栄養剤といわれるヒアルロン酸の注射が有効です。


しかし、もっとも薦められる方法は、リハビリを通じて膝周りの筋肉を強化して痛みを起こしにくい体を作ることです。膝の関節や軟骨自体を強くすることはできませんが、膝を支える筋肉を鍛えることで間接的に膝を強化することができます。

中でも大腿四頭筋という筋肉は、下肢で最も大きな筋肉であり、膝を支えるのに重要な役割を担っているため、この筋肉の筋力や柔軟性を強化していくことは、膝のリハビリテーションを行ううえで大変重要です。


みひらRクリニックでは、医師の処方に基づいて理学療法士が適切な膝のリハビリメニューをマンツーマンで施術するとともに、家庭でのエクササイズ等を指導いたします。

また、スポーツ障害(のリハビリ)の方に対しては、クリニック2Fのトレーニング施設で、専用のトレーニング器具を用いたリハビリテーションを行い、競技への早期復帰や怪我の再発をしにくい体づくりを行うこともあります。

▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽


膝の痛み(膝痛)、変形性膝関節症、半月板損傷、膝靭帯損傷、オスグッド・シュラッター病 などスポーツ外傷から交通事故による怪我まで、膝についてもお悩み・ご相談なら、金沢市笠舞3丁目交差点すぐの、みひらRクリニックまでお問い合わせ下さい。