新しい治療機器「アストロン」を導入しました。
2017年05月13日
昨年末から当院にUSTRON(アストロン)が導入されました。
超音波と高周波によるコンビネーションで急性期から慢性期の痛みに幅広く対応できる治療器となっています。
超音波とは
「人間には聞こえないほどの細かい周波数で振動する音波」を超音波といいます。
非常に高速で細かい振動を手技では届かない身体の深部まで到達させ、筋肉や関節などのこわばりを和らげます。
痛覚を刺激することなく筋肉を細胞レベルまでほぐし、再生組織の活性が促され骨折なども治癒しやすくなります。
プローブ
ハンディープローブとマルチプローブの2つを備えています。
ハンディプローブ
電気刺激と超音波が出力でき、コンビネーション治療にも対応しています。凹凸のある関節から広い筋腹まで対応できます。
マルチプローブ
最大5つ使用でき、患部に対して超音波を広範囲に固定した照射が可能です。運転サイクルや出力パターンを選択できし、固定状態でも定在波の発生を抑えます。
メリット
- 靭帯や腱だけでなく、同時に筋肉や神経にも影響
- 急性期から慢性期疾患まで対応
- 表層のみ、深部のみではなく表層~深部までのより深い領域をカバー
- 温熱効果がより持続する可能性
- 疼痛緩和、関節可動域の改善が期待
- 軟部組織に対するアプローチ
対応疾患(例)
- 外傷性頸部症候群
- 肩関節周囲炎
- 後縦靭帯骨化症
- 上腕骨外側上顆炎
- 三角線維軟骨複合体損傷
- 槌指
- 脊柱管狭窄症
- 腰椎分離症・すべり症
- ハムストリングス挫傷
- 変形性膝関節症
- オスグッド・シュラッター病
- 脛骨過労性骨膜炎(シンスプリント)
- 内反捻挫
- 足底腱膜炎
など・・・
上記の疾患以外に対してもアプローチ可能です。
腰が痛い・肩が痛い・首が痛い・膝が痛いなど、治らないと思って放置していませんか?
一度、当院へご相談ください。
当院におけるインソールとシューズ価格について
2017年04月26日
当院では、オーダーメイドインソールの製作、既製品インソールやシューズの販売をしています。
自分の足にフィットしたシューズで足のトラブルを解決できる人もいれば、そうでない人もいます。
そんな方にはインソール(オーダーメイド、既製品)をお勧めします。
既製品インソール
既製品インソールは2S・S・M・L・2Lといった平均的な足をもとに作られています。足には3つのアーチ(内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチ)があります。既製品インソールには、アーチを支えてくれる形状が備わっており、足趾の機能を高めて足のトラブルを軽減します。用途により様々な種類があります。
バスケットボール、バレーボール
ジャンプ着地時の衝撃が強い様な競技に対しては、撃吸収材が入っていたり更に厚みがあるインソールをお勧めしています。
生地も吸汗速乾や抗菌防臭、更に耐摩耗のため、ストップやターンが多いバスケットボール選手には適しています。中敷きを見ると拇趾や踵の部分がすり減って傷んでいたりしていませんか?
シューズがフィットしていないためにシューズ内で足が遊んでいるかもしれません。インソールを一枚入れるだけでもフィット感や衝撃の感じ方が変わりますよ。
外反母趾
フルインソールとハーフインソールタイプがあります。双方ともにアーチが備わっており足の疲れやトラブルを和らげてくれます。
- 母趾や小趾が曲がっている
- 土踏まずがつぶれて偏平足気味になっている
- ハイヒールを履くと足裏が痛い
- 靴の片減りがある
- 足が疲れやすい
- ハイヒールがフィットしない
などといった事がありませんか?
先ほどのスポーツ様と違い、薄く頼りない様に見えますがそんな事はありません。
インソールを入れてヒールを履きこなせる女性になりましょう。
ウォーキング
先ほどのバスケットボールやバレーボールシューズと機能面では似ています。大きな違いとして生地にあります。
生地は3層構造となっておりクッション性が追加されています。
私も使用しており履いた瞬間に気持ちいと感じますね。
ウォーキングの方だけではなく、長靴を履かれる方にもおすすめです。
ウォーキングシューズ
当院ではミズノさんのシューズをお勧めしています。中敷きには3つのアーチが備わっているためフィット感抜群です。また脱ぎ履きがしやすい様に、内側にファスナーがついています。 「紐を結ぶ事が面倒くさい」と思っている貴方にお勧めです。
21.5~24.5(3E)のシューズは常備してあるので試履きが可能です。気になる方は一度履いてみては如何でしょうか?。
常備してある靴以外にもミズノさんの靴であれば貴方にフィットするシューズをお探しします。
価格
インソール価格に関しては以下の通りになります。
いかがでしたか?
足のトラブルで困っている方は、是非、一度当院へお越しください。
足の痛みに困っている方、自分の足にシューズがフィットしていますか?
2017年04月19日
こんにちは。久しぶりのブログ更新です。最後の更新から約1年ちょっと・・・さぼりすぎですね。これからはなるべく更新していきます。
さて、今年最初のお題は足の痛みとシューズに関するお話しをしていきます。
足の痛み
足の痛みといってもいろんな症状がありますよね。
例えば・・・
- 足の土踏まずが痛い
- 踵が痛い
- 母趾が痛い
- 足の趾が痺れる
- 内くるぶしの下が痛い
- 足趾の形がおかしい
- 鶏眼の部分が痛い
などが挙げられます。
では、この様な症状に対してなぜシューズが関係するのか?
シューズのフィッティング
みなさん自分の足に合わせてシューズを購入して履いていますか。
まさかこんな理由では?
- 外反母趾がひどいから大きめのを履いている
- 子供の成長が早いから大きめを履かせている
- 流行っているから
- 脱ぎ履きしやすいから
- デザインが良いから
- 安価だから
上記のようなさまざまな理由があると思います。すべてがダメだと言う訳でもありません。
しかしこれでは、シューズに足を合わせていますよね?
それだと、足の疲れや痛みなどのトラブルが生じます。
足のサイズ
自分の足のサイズは、ご存知ですか?
意外と自分が思っている以上に小さい方が多いです。
つまり大きいシューズ履いているという訳です。
フットケアトレーナー
当院では、フットケアトレーナーを取得しているスタッフが数名います
- 足の痛みにお困りの方
- 自分の足にフィットしたシューズをお探しの方
- 自分専用のインソールが欲しい方
上記の様に足や靴のトラブルでお困りの方は、一度自分の足を計測してみたり靴の状態を当院で確認してみてはいかがでしょうか。
そして 「足元からバランス良く笑顔に」なってみませんか?
*ご希望の方は、一度診察が必要となります。
肘が痛いな。テニス肘?スマホ肘?そんな時の対処法
2016年01月09日
こんにちわ。昨年行われた金沢マラソンを無事に完走し、なんとかサブ4達成する事ができました。さて、話は変わりますが以前からネットニュースにスマホ肘と掲載されているのをよく見かけます。私自身も、スマホ肘という言葉は知らなかったので今回は肘の痛みがテーマです。
スマホ肘とは
まず、診断名でスマホ肘とは無いですね。症状が同じで皆さんが耳にするのは「テニス肘」です。野球肘とは異なるので間違えないように。テニス肘も別名では、上腕骨外側上顆炎と言います。
上腕骨外側上顆炎とは
手首や指を伸ばす筋肉は、肘の外側へ付着しています。伸ばす筋肉は曲げる筋肉よりも弱く、使いすぎる事により炎症が生じます。
症状や発症しやすい人、対処法は?
症状
- 主に手首を使う動作や
- タオルを絞る動作
- パソコン(タイピング・マウス)使用時
- 物を持つ時
発症しやすい人
上記にリストアップした動作をする人ですね。デスクワーク関係や主婦に多く見かけます
対処法
- ストレッチ
- 痛みが出現する動作を控える
- 温熱・電気治療
- 装具の装着
- 注射
まず、症状が出現した場合はストレッチや痛みが出現する動作を控える様に。自宅では、温めたり湿布する事をおススメします。激痛で指に力も入れにくいとなれば、注射という手段も考えたほうがよいかと。
肘の痛みでお困りや対処方法が知りたい方は当院へお越しください。
足の裏(つち踏まず)が痛くなった時の対処法
2015年11月19日
はじめまして、理学療法士の柏崎 泰宏です。まだ、一年目ですが皆様にお役に立てるよう頑張っていきたいと思います。近年、秋も暖かくスポーツする時間が増えてきたと思います。そこで初めてのブログのテーマは足の裏の痛みについてです。日常生活やスポーツをしていて足の裏が痛くなったことはありませんか?そんな方は是非観てください。
足底腱膜炎とは
足裏の指の付け根や踵に痛みを生じ、歩く時の1歩目や踵の痛みが特徴的です。中年以降に好発するがスポーツ障害としてもみられることがあります。
足底腱膜とは
踵骨と指の付け根の間に引っ張っている厚い腱の膜で、土踏まず(内側縦アーチ)を保持する靭帯の一つです。立位、歩行・ランニングにおいて、地面と足部の衝撃を吸収し荷重を分散するスプリングの役割を担っています。また、衝撃を吸収するとともに凹凸のある地面に対して常に適切な荷重配分をし、安定した身体支持の支点を与えています。歩行や跳躍の際には強靭な踏切板の役割も果たさなければならないものです。
痛くなる原因
足底腱膜炎は、足底腱膜の柔軟性低下、足趾の筋力低下、アーチの扁平化より、歩行・走行・足を地面につけるときに足裏の筋肉や筋膜が引き伸ばされるために痛みが生じます。ではなぜ、そういうことが起きるのでしょうか。現代では、家の中でスリッパ、スポーツする際はクッション性の高いシューズ、インソールといった状態で生活しているために、足の機能が働かず筋が硬くなりやすいと考えられます。とはいえ、現代では靴を履かないで生活することはできません。
足底腱膜炎になりやすい人
スポーツ(剣道、卓球、陸上)
このスポーツの共通点は、足の裏に繰り返し強い衝撃を与え続けることです。足の裏に強い衝撃を与えると硬くなっていきます。その固くなった状態のままケアをせず、次の日もまた次の日も衝撃を与え続けると筋膜が耐えきれなくなり痛みを生じます。
日常生活による疲労の蓄積
長時間歩き続ける営業の方、受付のような長時間立ち続ける仕事をしている人、子育てや引っ越しの仕事をしている方に起こりやすいのです。毎日毎日、足の裏に少しずつ疲労がたまりその疲労を取らずに使い続けると限界がきて痛みが起きます。
*足の裏や踵に痛みがある方は一度診察をお勧めします。