本日は頸椎神経根C4、5、6、7の超音波画像を紹介致します。
C4、5、6では各々の前結節と後結節の間に溝が確認でき、その溝に神経根が存在しているのがわかります。
C7の場合は、前結節がなく、後結節のみとなります。
C7の解剖学的特徴は、レベルを同定する際に目印になります。



本日は膝軽度屈曲時と膝伸展時の大内転筋腱(AT腱)の位置変化(移動)の超音波画像を紹介致します。
内転筋結節よりやや中枢部にAT腱に対してプローブを短軸にて当てました。
膝軽度屈曲位では内側広筋と縫工筋の間にAT腱が観察できます。
膝伸展時ではAT腱が縫工筋の深層に移動する画像を描出できます。



本日は胸骨の長軸の超音波画像を紹介致します。
胸骨の頸切痕から始まり、遠位に胸骨柄と続きます。
更に遠位にいくと、結合部があり、胸骨体へと続きます。
胸骨は肋骨と関節し、肋骨は胸椎と関節します。
脊柱の機能障害にも関与しますので、正確に触診できる必要があります。



本日は烏口腕筋の短軸画像の周囲の超音波画像を紹介致します。
烏口突起より遠位よりプローブを当て、烏口腕筋を短軸にて抽出します。
烏口腕筋の表層には大胸筋、深層に肩甲下筋があり、大胸筋、肩甲下筋に挟まれているような画像を抽出できます。



本日は胸鎖乳突筋の長軸、短軸の超音波画像を紹介致します。
胸鎖乳突筋をまず短軸にて抽出し、内側深層に総頸動脈、頸長筋を観察できます。
短軸にて胸鎖乳突筋を同定したまま、長軸になるようにプローブを走査します。乳様突起から起始する胸鎖乳突筋を観察できます。