本日は第1肋椎関節の超音波画像を紹介致します。
まず肩甲骨上角付近のレベルで内側縁よりやや内側にプローブを当てて、第1肋骨と第2肋骨を断定しました。
第1肋骨を同定し、第1肋骨に対してプローブを長軸走査し、横突起が見えるまで内側へ走査することで、関節裂隙(第1肋椎関節)を観察できました。



本日は小趾外転筋の超音波画像を紹介致します。
踵骨外側より起始しているのが確認でき、羽状構造を呈しています。
小趾外転運動により、筋厚が厚くなる様子が観察できます。



本日は肋横突関節の超音波画像を紹介致します。
第9肋骨を描出し、横突起までプローブ走査し、関節と考えられる部位を描出しました。
肋横突関節は胸椎の可動性に影響するため、正しく触診できることが重要と考えます。



本日は腓腹筋内側頭と外側頭の腱に移行する様子を短軸画像にて紹介致します。
短軸にて筋腹が確認できるレベルで内側頭と外側頭を描出します(①)。
②、③、④につれてプローブを遠位走査した画像になります。
遠位にいくにつれて徐々に高エコー像を呈し、腱に移行しているのが確認できます。
ちなみに④のレベルでもまだヒラメ筋は筋線維が確認できます。



本日は前脛骨筋の超音波画像を紹介致します。
まず下腿中央から数センチのところで短軸にてプローブを当てました(①)。
②は①のレベルでの長軸で描出した画像になります。
③は②の画像にて背屈を行った際の画像になります。
筋肉が収縮し、筋内腱が中枢に移動した後の画像が観察できます。