本日は大腿二頭筋の短軸画像と大腿二頭筋短頭の遠位での長軸画像を紹介致します。
短軸画像の①では大腿二頭筋の長頭及び短頭とも筋線維を確認できます。①より遠位に走査した②では長頭の筋線維が小さくなっていきますが、短頭は太いままです。③では長頭は腱に移行しますが、短頭はまだ筋線維が確認できます。このレベルでの長軸画像でも、短頭の筋線維を確認できます。
大腿二頭筋の解剖として、長頭は腱に移行するのが短頭よりも早く、短頭は遠位でも筋成分が多いことが超音波解剖でも観察できます。



本日は長掌筋の長軸及び短軸画像を紹介致します。
肘関節レベルより遠位にて前腕にプローブを当て、長掌筋が画面の中央に見えるように描出しました。
その後長掌筋に対して、プローブを長軸走査しました。長掌筋の筋内腱を確認し、羽状構造を呈しているのが観察できます。



本日はTKA術後と非術側の2つの膝関節内側裂隙部を観察した超音波画像を紹介致します。
術側では骨棘や半月板は見られません。
非術側では大腿骨と脛骨の骨棘形成がみられ、裂隙に半月板も観察できます。



本日は肩甲下筋、肩甲下神経の超音波画像を紹介致します。
肩甲下窩にプローブを当て、肩甲下筋の長軸を描出しました。
プローブを当てるために、肩を軽度外転位として描出しました。
肩甲下筋の腹側に肩甲下神経を観察することができます。



本日は肩甲骨棘上窩、肩甲骨上角にプローブを当て、棘上筋短軸画像と前鋸筋長軸画像を描出した超音波画像を紹介致します。
表層から皮膚、皮下組織が確認でき、その深層に僧帽筋が観察できます。
僧帽筋の深層に棘上筋、前鋸筋、肩甲骨が観察できます。
棘上筋が棘上窩に収まっていることや、前鋸筋が肩甲骨上角から起始している様子が観察できます。