本日は短腓骨筋腱の第5中足骨停止部の超音波画像を紹介致します。
まず外果遠位で長腓骨筋腱、短腓骨筋腱を短軸にて描出し、短腓骨筋腱を同定します。
短腓骨筋腱同定後は短軸のまま遠位にいき、腱に対し長軸にすることで、第5中足骨に停止する様子が確認できます。



本日は側臥位安静時と股関節外転約20°時の大腿筋膜張筋、小殿筋の画像を紹介致します。
大転子の描出は小殿筋停止部を当てるようにしました。
定性的ではありますが、大腿筋膜張筋の筋厚は増加し、小殿筋が停止部である大転子を近位に引きつけ、かつ深層の脂肪を持ち上げる動きが視覚的に確認できました。
更に外転角度を上げることで、小殿筋の機能は高まります。



本日は安静時と腹臥位股関節伸展時の大殿筋、多裂筋の筋厚変化の画像を紹介致します。
定性的ではありますが、股関節伸展時では大殿筋及び多裂筋の筋厚が増加していることが視覚的に確認できます。
腰痛患者などでは筋厚の増加は見られるのか?など気になる点があります。
腰部の機能的動態評価や病態の可視化にも取り組んでいきたいと思います。



本日は大殿筋と多裂筋の超音波画像を紹介致します。
PSISレベルとPSISのすぐ遠位レベルでの画像を撮影しました。
PSISのレベルでは大殿筋と多裂筋はfasciaを介して連結しているように見えます。
PSISのすぐ遠位レベルでは、明確に大殿筋が多裂筋の一部を覆うような画像が観察できます。



本日は陰部大腿神経の超音波画像を紹介致します。
腸腰筋、大腿神経動脈静脈、恥骨筋はスカルパ三角内に位置しますので、これを指標にすると描出しやすいかと思います。
大腿動脈の腹側に陰部大腿神経が確認できます。
表層に位置していますので、触診しやすいです。