ハンドボールについて語ろう その1(パリオリンピック感想)
2024年08月19日
2024’パリオリンピック・ハンドボール競技を観て
こんにちは、みひらRクリニックの理学療法士・河本です。
今回は私の専門種目であるハンドボールについて語らせていただきます。
2024’パリオリンピックも終幕し、今回もさまざまな競技の熱戦・感動がありました。
私はもちろんハンドボールに注目して観戦していましたが、みなさんはいかがだったでしょうか?
さて、ハンドボール日本代表の結果はというと・・・
残念ながら予選リーグで全敗し、最終順位は参加12ヶ国中11位という結果に終わりました。
しかし、今回注目すべきはハンドボール日本代表が、36年ぶりに自力でオリンピック出場を果たしたことです。
自国開催では、前回の東京オリンピックでも出場を果たしていますが、今回のパリ五輪のように自力で出場を果たしたことは本当に久しぶりのことであり、ハンドボール界隈では相当な盛り上がりを見せていました。
しかしながら、同じく48年ぶりの自力出場を果たしてTVやニュースでの扱いも大きかった男子バスケットボールに比べると、注目度も盛り上がり方も小規模で、人気の差で仕方がないことですが、こればかりは残念に思っています。
オリンピックの結果はもうひとつ振るわなかったハンドボール日本代表ですが、試合を観戦した感想としては、全体の競技レベルが上がってきているということです。
マイナースポーツゆえに日本では認知度が低い競技ですが、本場ヨーロッパではプロリーグがあるほどの人気があります。(ちなみにデンマークやドイツでは、ハンドボールが(準)国技の扱いです )
少し前までは、日本代表は世界のチーム相手に手も足も出ないような状態でしたが、今回のように五輪本選まで出場できるようになると日本の競技レベルもかなり向上してきているように思います。
代表チームの競技の戦略・戦術の向上もさることながら、個人レベルでもフィジカル、テクニックで世界レベルで戦える若手選手が育ってきています。
彼らの今後の活躍に期待が持てます。
今回のオリンピックを観戦して、私個人として技術的なことはもちろん、モチベーションにおいても今後の競技や仕事の励みになった大会でした。