音楽って素晴らしい♪聴くことによるメリット・デメリット
2019年02月17日
この前、人生で初めてライブに行ってきました! なんのライブ?写真を見たらお分かりですよね。
今までライブなんて…って思っていましたけど、いいもんですね 笑
自分の話は、こんなこれぐらいにしておいて…
今回は、音楽とパフォーマンスについてお話ししたいと思います。
最近、音楽を聴いてランニングしている方やジムで筋トレをしながら聴いている方など、いろんな聴き方がありますよね。
聴きながら運動するとリズムに合わせてピッチが速くなったりしませんか?
そこで、「音楽を聴くことでどんな効果があるか」みたいな文献があったので抜粋しながら説明しますね。
音楽を聴く事による運動への影響
遅いテンポの音楽
- 呼吸数減少
- 心拍数減少
- 血圧低下
- 成長ホルモン増加
- ストレスホルモン減少
速いテンポの音楽
- 呼吸数増加
- 心拍数増加
- 血圧上昇
好きな音楽
- テストステロン増加
音楽を聴く事で身体への影響って色々あるみたいです。音楽でも3つに分かれます。
音楽の身体への影響
次は、運動を低強度と高強度に分けたものです。
低強度運動
- 最大酸素摂取量40%にあたる低強度で音楽を聴いた場合だと疲労感が少ないようです。しかし心拍数に関しては変化ありません。
- ほかの文献では、同じ運動強度と時間で運動を行うと音楽を聴かない場合よりも走行距離が増加するそうです。
- 疲労感の軽減や走行距離が増加する理由としては、音楽のテンポに自分の動きを合わせることでペースを一定に保ち、ペースを乱さずに運動できるためと考えられます。
高強度運動
- 疲労困憊になるまで行うランニングテストにおいて、音楽を聴く場合と聴かない場合の走行距離と疲労度には差が認められませんでした。
- 低い運動強度から徐々に運動の強度を高め疲労困憊まで行うテストにおいて、低い運動強度では音楽を聴く場合の方が疲労度は低い値だったが、疲労困憊の状態に近づくにつれ音楽を聴かなかった条件下での疲労度の値に近づいた。
- 高強度運動では音楽による刺激よりも運動による身体への刺激の方が強くなることを挙げています。つまり、運動強度が高くなると音楽を聴いている場合ではなくなり影響が出づらくなるそうです。
一度に100%の力を出す場合
- 疲労困憊に至らない、ウエイトリフティングなどの競技などではどうでしょうか?
- 握力について扱った研究ではテンポの速い曲を聴いた後の方が音楽を聴かなかった場合よりも握 力の値が高いそうです。
- テンポの速い曲を聞いた後の方が音楽を聴かなかった場合よりも60m走のタイムが向上するそうです。
- これらの事から、高強度運動の中でも疲労困憊に陥ることなく終了する運動であれば 音楽の効果は期待できそうですね。
- また上記の握力と60m走の研究は、運動前に音楽を聴いてから運動を行った上でそのような結果が得られています。
音楽を聴くといろんな効果がある事が分かりましたね。
ウォーミングアップ時に良さそうですね。メリットとしては上記で挙げた通りです。
じゃぁ、デメリットは?
デメリット
周囲の音が聴こえないまで音量を上げると、耳の中の器官に悪影響を与えますし、人や車、自転車等に接触する恐れもあるので注意が必要です。
好きな音楽を聴いて運動するのも良いですが、十分に気をつけてくださいね。
*トレーニング方法については、こちらまで。
参考文献
岡室憲明:音楽を聴くとパフォーマンスは上がるか.陸上競技と実践:pp1-4