令和3年度介護報酬の改訂について

令和3年度の介護報酬の改訂が行われ、この4月から運用が開始されています。

今回の改訂では、基本報酬の数値改訂だけでなく、リハビリマネジメント加算(Ⅰ)の廃止をはじめとする各加算の統廃合も行われました。
その他にも、新型コロナウイルス感染症に対応するための特例的な評価、地域と連携した災害への対応の強化などの内容が盛り込まれており、介護サービスの将来を見据えた踏み込んだ内容の改訂となりました。

2025年問題とは?

この介護報酬の改訂とも関連しますが、皆さんは「2025年問題」というキーワードをご存じでしょうか?

これは2025年を迎える年に、第一次ベビーブームの時に生まれた、いわゆる“団塊の世代”の方々が75歳の後期高齢といわれる年齢に達するため、これ以降医療費や介護費用などの社会保障費が急激に増大することが懸念されている問題です。

既に少子高齢化が顕在化している日本において、2025年は大きな分水嶺となる年になるかもしれませんが、介護(保険)の問題だけを考えても、財源の不足のみならず、現場の人材の不足、施設の不足が今以上に顕著になることは明らかです。

これに加え、現在の新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、介護業務(業界)への負担は、今後ますます厳しいものになっていくことが予想されます。

みひらのデイケア

このような時勢の中で、高齢者のためのリハビリテーションが今後ますます重要な課題となることを踏まえ、当院では維持期を過ぎ、医療保険ではリハビリテーションを受診できなくなった方の受け皿となるべく、介護保険を利用した通所リハビリテーション(デイケア)を2017年より導入しております。

これにより、リハビリを必要とする後期高齢年代の方にも、医療と介護の切れ目のないサービスを提供することが出来るようになりました。

また、通所介護(デイサービス)との差別化を図るため、約1時間という短時間の中で集中してリハビリを行い、機能回復に特化したデイケアの提供を行っています。

お気軽にお問い合わせ下さい

当院で行っている、このような短時間集中型の通所リハビリテーション(デイケア)に興味がある方(ご本人様、ご家族様、ケアマネージャー様)には、個別にご案内を行っておりますので、お気軽にお問合せいただければと思います。

Tel. 076-262-2821

また、基本的な情報は こちらのページ (>> 通所リハビリテーション(デイケア))にも記載してありますので、どうぞご覧下さい。

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短時間集中型の通所リハビリテーションなら、金沢市笠舞の整形外科専門医院・みひらRクリニックまでお問い合わせ下さい。