本日は勉強方法についての記事を書いてみたいと思います。
構造的障害、機能障害のどちらの理解を深めるためにも、解剖学の熟知は必須です。
理学療法士は機能障害に対して運動療法を実施します。機能障害の理解と改善のためにも、筋肉の解剖は重要です。
学生時代は教科書的な平面的な解剖学に慣れていたことと思います。臨床では体表から立体的に3次元的に解剖をイメージする必要があります。その能力を養う一つの方法として、骨模型に筋肉の走行をイメージして起始停止にテーピングを貼付することが有効です。関節軸に対して、「上方or下方、前方or後方、外側or内側のどこに位置しているか?」を視覚的にイメージすることで、機能が把握できます。「起始の〇〇と停止の〇〇が近づくから、結果的に作用は〇〇であろう」といった具合に骨模型を動かしてみて、筋肉(テーピング)の動きを可視化できます。特に学生さんや新人さんはまずは骨模型に馴染むことが大事です。
写真は棘下筋(テーピング)の肩の下垂位と伸展内旋時の走行の違いを表しています。



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