本日は腓骨外果裂離骨折例の超音波画像を紹介致します。
前距腓靭帯を描出するように、腓骨に対して短軸にてプローブを走査しました。今回の例の画像では外果の前方レベルにて骨不連続性を認め、周囲が無エコー像を呈しています。前距腓靭帯の索状線維は保たれています。



本日は膝窩筋長軸~外側半月板の安静時と下腿内旋時の超音波画像を紹介致します。
膝窩筋に対してプローブを長軸走査し、かつ外側半月板を描出します。
下腿内旋時には外側半月板が脛骨側へ引き付けるような動態が観察できました。



本日は腹臥位膝軽度屈曲位での下腿の他動内旋外旋時の膝窩筋の長軸画像の紹介を致します。
膝窩筋に対してプローブを長軸し、下腿内旋時には膝窩筋の筋厚が厚くなり、膝窩筋腱が内側へ移動するのが観察できました。
反対に下腿外旋時には膝窩筋筋厚が薄くなり、膝窩筋腱が外側へ移動する様子が観察できました。



本日はジャンパー膝症例の膝蓋腱長軸画像を紹介致します。
膝蓋腱に圧痛があり、同部を超音波にて観察すると、膝蓋腱に血流集積を確認できました。
健側画像は今回は添付しておりませんが、健側では血流集積の所見は認めませんでした。



本日は膝窩筋深層のblank area(筋の付着がない部分)部の超音波画像を紹介致します。
下腿後面にて膝窩筋に対してプローブを長軸走査します。
表層に腓腹筋が観察できます。
深層のblank area部には、棘下筋下にも存在する結合組織が確認できます。