本日は大円筋と広背筋の短軸及び長軸画像を紹介致します。
大円筋に広背筋は腱に移行するのが早いのが短軸でも長軸画像でも確認できます。
短内転筋と薄筋の解剖学と類似しているように思います。



本日は上腕筋の遠位レベルの画像を紹介致します。
① は上腕骨小頭、上腕骨滑車レベルで、広く上腕筋が確認できます。橈側には長橈側手根伸筋があります。(画像には映っていません。
② は①より遠位で上腕筋短軸を停止部である尺骨粗面に向かって操作しています。画像では高エコーを呈しているため、腱に移行しています。
③ は上腕筋の長軸画像を停止部まで示しています。肘伸展位にて描出していますが、上腕骨滑車レベルにてwrap around構造にように筋の走行が変化し、尺骨粗面に向かいます。



本日は肩甲下筋下部の肩90°屈曲位と屈曲90°以降の超音波画像を紹介致します。
屈曲90°以降では肩甲下筋が遠位に伸張され、骨頭の軟骨も観察されるようになります。
骨頭の下方に位置しているため、屈曲方向の運動では伸張され、それが超音波画像でも確認できます。



本日は大結節のMFとIFを観察した超音波画像を紹介致します。
大結節は上面、中面、下面、外側面と4つの面があります。上面には棘上筋、棘下筋、中面には棘下筋、下面には小円筋が停止します。外側面には棘下筋が停止すると言われています。
今回撮影した画像でも、MFとIFを明確に分ける骨の突出があり、各面を観察できます。



本日は肩甲骨内側縁での棘下筋、菱形筋の長軸画像の超音波画像を紹介致します。
菱形筋の硬さや伸張性が棘下筋にも影響すると言われています。
棘下筋の起始は棘下窩の他に棘下筋膜があり、棘下筋膜に菱形筋が付着しています。
画像は被験者を腹臥位にし肩甲骨外転、上方回旋位で撮影しています。