本日が鼠径部筋の股関節内旋外旋時の超音波画像を紹介致します。
大腿骨頭レベルにて短軸にてプローブを走査し、縫工筋、腸骨筋、IC、大腿直筋、大腿筋膜張筋、小殿筋が描出されます。
股関節外旋時には腸骨筋が外側にやや移動し、収縮を観察できました。
股関節内旋時には小殿筋・大腿筋膜張筋が内側に移動し収縮を確認でき、かつ大腿直筋がやや深層に移動するのが観察できました。

本日は股関節外転時の上内側膝神経、内側広筋の超音波画像を紹介致します。
まず内転筋結節より中枢部で大内転筋腱を短軸描出し、上内側膝神経、内側広筋を描出します。
股関節外転することで、上内側膝神経、内側広筋が軽度外側へ移動する様子が観察できました。

本日は右前斜角筋、中斜角筋、腕神経叢の頸部左側屈時、右側屈時の超音波画像を紹介致します。
左側屈時は斜角筋が伸張され、腕神経叢が表層に移動する様子が観察でき、
右側屈時は斜角筋が緩み、腕神経叢がわずかに深層に移動する様子が観察できました。

本日は第2中足骨基部骨折症例の長軸及び短軸の超音波画像を紹介致します。
まず短軸にて第2中足骨を描出します。
その後、中枢にプローブ走査し、骨不連続性部位を確認します。
骨不連続性部位を同定したまま、プローブを長軸走査し、第2中足骨の長軸画像を描出します。

本日は大内転筋腱と上内側膝神経、内側広筋の膝軽度屈曲位と深屈曲時の超音波画像を紹介致します。
内転筋結節よりやや中枢レベルにて大内転筋腱に対してプローブを短軸走査します。
大内転筋腱の内側に上内側膝神経と内側広筋が描出されます。
これら組織を同定したまま、膝深屈曲すると、内側広筋は大きく内側へ移動し、かつ大内転筋腱と上内側膝神経と動静脈は内側広筋の深層に移動する様子が観察できました。