本日は前下脛腓靭帯の超音波画像を紹介致します。
腓骨遠位に対して短軸にてプローブを当てます。
腓骨を描出したまま、脛骨を描出し、靭帯の長軸が鮮明にうつるように走査します。
靭帯が前額面に対して水平に走行していないため、軽度斜めに走行している解剖学的知識を理解してプローブ走査する必要があります。



本日は大腿中央よりやや近位レベルの大腿直筋周囲の超音波画像を紹介致します。
大腿直筋と中間広筋の間に大腿神経が確認できます。
同部での圧痛も多いため、疼痛発現動作や筋力、大腿神経伸長テストなど各種所見を組み合わせて病態考察したいです。



本日は小殿筋が大転子に付着する長軸画像を紹介致します。
小殿筋の深部に腸骨大腿靭帯が確認できます。
遠位では外側広筋が起始しているのが確認できます。



本日は大腿骨頭周囲の超音波画像を紹介致します。
パトリック時(開排時)の動態を観察致しました。
開排時、小殿筋が内側へ移動し、それに伴い脂肪組織(FP)と大腿直筋も内側へ移動する様子を描出できました。



本日は頸椎神経根C4、5、6、7の超音波画像を紹介致します。
C4、5、6では各々の前結節と後結節の間に溝が確認でき、その溝に神経根が存在しているのがわかります。
C7の場合は、前結節がなく、後結節のみとなります。
C7の解剖学的特徴は、レベルを同定する際に目印になります。