4月からの2カ月ぶりの投稿になります。

いや~、暑くなりましたね。
さて、今年も5月に金沢城リレーマラソン2018が開催されました‼︎

しかし、あいにくの天気だったのでみひらRクリニックは棄権いたしました...
体調崩して「仕事休みまーす」では困りますしね(笑)

私は、他チームでずぶ濡れで走りましてけどね♪
走り込みが足りないのもあって、右膝が痛くなりましたけどね…

さて、皆さんは「痛み」が出現した時ってどうします?
今回は、「痛み」についてお話ししますね。

痛くなった原因は?

皆さんは、痛くなる時ってどんな時ですか?
来院される方で多いのは、

  1. 練習が連日続き、休めない。
  2. 物を持ち上げるときに痛めた。
  3. 何もしていないけど座っていて痛い。

ざっくりですけど、こんな感じですね。
一つ一つ、説明していきます。

①オーバーユース(使い過ぎ症候群)

聞いたことある人もいるでしょう。
簡単に言うと使い過ぎ練習しすぎです。
最近の学生さん達は、練習量・日数が多すぎます。身体を休めるのも練習のうちなんですがね…。
プロでも、1週間すべて同じ練習量を行って休まないなんて事は無いです。
プロがしない事を、発達段階である学生が行えばどうなるか分かりますよね。

そう、身体のどこかを故障します。
故障すれば練習しないのが普通なんですが、故障しても練習しているのが最近の学生さん達なんですよね…。
だから、私はいつも学生さんに選択してもらいます。
「練習を休んで痛みを無くす」  or   「痛みに耐えながら練習を続ける」

前者の方が治療期間は短く、パフォーマンスが低下する事が無いでしょう。
後者の方は治療期間は長く、パフォーマンスが低下し新たに他の部位の故障にもつながるでしょう。

②動作不良

腰を痛めるから、しゃがんで持ちなさいって言いますよね。
間違った身体の使い方をすれば、ある部位に過剰なストレスがかかったり、間違った動作を繰り返せば故障にもつながりかねません。

③不動

不動、つまり動かない事が身体にとってよくありません
でも、だからといって炎症状態である部位を動かさないといけないわけではありません
よく患者さんが「五十肩って動かさないとどんどん動きが悪くなるでしょ?」とか「骨折してギプス取ったあと痛いリハビリするんでしょ」

No‼
痛みを伴うのであれば動かさないのが一番です。
炎症は治癒過程の一部なので痛みが軽減次第動かすべきなんです。

ちょっと脱線しましたが、不動の話に戻りますね。
高齢者の方が一番多いですかね。
「何もしてないけれど痛くなった」
「ずっと座っていて、動き初めが痛い」

原因としては、関節の潤滑機構に問題が生じる事ですかね。
もっと簡単に説明すると関節を滑らかに動かすための潤滑液が不足している為に、こわばったり動きにくいと感じるんです。

まとめ


さて、痛みの原因が分かったらその後どうするか?
基本的には、痛みが出現したという事は身体からのSOSの信号だと思ってください。
②の所で説明した通り、痛い状態で動いても良いことなんてありません。

それじゃ、リハビリした後に同じような痛いことをしていいのか?
NO‼
痛い⇒リハビリ⇒痛い⇒リハビリ・・・・
痛みの原因を取り除くことをリハビリで行っても、痛いことを行えば治るものも治りません。

こんな負のサイクルから脱出するには、どこを変えますか?
リハビリをかえる?
痛いことをしない?

私は、「痛いことをしない」をお勧めします。

痛みを取りたい方、痛いけどどうすればわからない方。
ぜひ、当クリニックへお越しください。

身体のケアの仕方、トレーニングに関する事:http://sct.blog.jp



先月末に、スポーツリズムトレーニングというものを受講してきました。

最近、Face Bookでみかけていたので受講したいと思っていて、今回金沢で出来るとあって早速行ってきました。

なかなか聞きなれないですよね?

リズムトレーニングとは

リズムを手掛かりに運動能力を高めるトレーニングの総称です。

リズムトレーニングをすると何がいいのか?
①リズムの感度を上げる事ができる。
②気に肉の収縮と弛緩のタイミングを学習できる。

リズムトレーニングは、脳にも良い

運動が脳に良いとはよく聞きますよね。
運動をすると、セロトニンやドーパミン、ノルアドレナリン、といったホルモンが大量に分泌されるらしいです。
リズムトレーニングは、リズムを合わせる事や、音楽を聴きながらの動作制御、複数の動作を覚えて実際に動作を行うため脳の活動量が高まります。

各現場での効果

岡山県で多く取り入れているらしく、幼稚園ではほとんど行っているようです。
運動や脳に良いことがわかりましたが、それ以外にも効果があるようです。
社会性の効果です‼︎

  • 人(先生)の話を聞くようになる
  • 動作を見るようになる
  • 順番を待つ

部活やアスリートの分野では


  • 切り傷や打撲、捻挫の受傷率減少
  • ウォーミングアップとして取り入れられている
  • プロ野球では、取り入れてから下肢障害が減少している

などなど…
様々なメリットがあります。

最近の学校の授業のダンスの代わりに取り入れている所もあるようです。

今回、私はディフューザー資格を得たので多くの人にリズムトレーニングを広めることが出来れば良いなと思います。

気になる方は是非、ご来院下さい‼︎

身体のケアの仕方、トレーニングに関する事:http://sct.blog.jp



昨年の秋の話になります (笑)
最近、当院ではモートン(Morton)病の患者様が多いです。
スポーツの秋とも言いますし、春になれば部活や新生活も始まり足を使う事が多くなります。
ですが、痛ければ走れないし歩くのもしんどいですよね・・・

当院の部長もその一人ですw

では、モートン(Morton)病について説明していきましょう。

モートン病の症状・原因

症状


簡単に説明すると足趾の間で趾に行く足底の神経が、靭帯に圧されてピリピリと深部に灼けつくような痛みやしびれ感覚低下などが症状として現れます。


症状が出やすい所では、第3趾と第4趾の間です。


さらに詳しく説明すると、足趾間の神経(趾間神経)が中足骨間を連結する靱帯(深横中足靱帯)のすぐ足底部を通過するため、この靱帯と地面の間で圧迫されること(絞扼性障害)により、その部分が肥大化(神経腫/癌化しない良性腫瘍)して症状としてあらわれます。


好発部位の頻度(上から多い順)

  • 第3趾と第4趾間
  • 第2趾と第3趾間
  • 第4趾と第5趾間
  • 第1趾と第2趾間

原因

  • 横幅が窮屈な靴を履いている。
  • ハイヒールなど、足趾を背屈させるような靴を使用している。
  • 開張足・外反偏平足などの横アーチ・内側縦アーチ低下の低下。

アーチと趾神経の機能的関係


横アーチは、中足骨部で形成される前額面からみたアーチのことです。
前足部への荷重時に横アーチは低下します。

それと同時に・・・
第1中足骨(親趾側)は内転しながら回外する。
第4・5中足骨(小趾側)は外転しながら回内する。
第2・3中足骨は楔状骨と形成される関節や靭帯等で強固に固定している事から回旋の動きはありません。

これらの一連した動きにより、横アーチが低下します。
横アーチの低下は、中足骨頭間が拡大するためトンネル内が狭小化します。

この状態で足趾が伸展すると、趾神経を圧迫するとともに、末梢へ牽引されることで痛みが生じます。

モートン病の治療・対処方法

大きく分けて、手術療法保存療法に分けられます。

当院としては、保存療法を選択しています。
では、どのような方法かを説明していきます。

手術療法

◆神経剥離術
 神経を圧迫している腫瘍などを剥がす手術。神経剥離術によって、神経を遮断(神経ブロック)。

◆神経腫切除術
 圧迫されている部分の近くには仮性神経腫と呼ばれる神経腫があり、この神経腫は痛みを生じるため、手術によって切除。

◆深横中足靱帯の切離
 足の神経は、深横中足靱帯という靭帯のすぐ下を通っている。地面と靭帯との圧迫で症状が出現するため、圧迫している靭帯を取り除く。

*どの手術を行うかは、主治医と相談して決めることになります。

保存療法

保存療法は、主に局所の安静やインソール、運動療法、ステロイド注射が挙げれられます。今回は、インソールについてご説明します。

まずは、インソールの前に靴のフィッティングを当院では行っています。

いくらインソールを入れても靴が合っていなければ、インソールの効果も半減します。

合わせ方については、今後説明します。

インソールを使用することによって、3つのアーチを保持できるので開帳足の予防になり症状も消失しやすいです。


右のインソールが部長のインソールです。
見ただけでは分かりにくいですね…

でも、「裸足で歩くとピリピリするけど、靴を履いていると楽」といった事を言っています。

痛みとかは、本人にしか分からないですもんね。

当院には、フットケアトレーナーを取得しているスタッフが4名います

・足の痛みにお困りの方
・自分の足にフィットしたシューズをお探しの方
・自分専用のインソールが欲しい方
・足や靴のトラブルでお困りの方
一度自分の足を計測してみたり靴の状態を当院で確認してみてはいかがでしょうか。

そして 「足元からバランス良く笑顔に」なってみませんか?

*ご希望の方は、一度診察が必要となります。

*トレーニング方法については、こちらまで。



写真:http://www.city.nanao.lg.jp/kankou/kurashi/bunka/marathon/  引用


私ごとですが…。
能登和倉万葉の里マラソンに出場しました。

今までのベストタイムは、2015年の金沢マラソンで3時間50分台?
まぁ、サブ4は達成しています。
同じ2015年の能登和倉万葉の里マラソンは、4時間6分41秒
昨年の2017年の金沢マラソンは6時間11分05秒    



我ながら酷いタイムです。
今までのマラソンは、現役時代の自分の知識や感覚で適当に走っていました。
その結果、腰や膝を痛めたりして途中から歩くのが普通でした。
昨年の金沢マラソンは、練習ほぼ「ゼロ」で挑み改めて練習の大切さが分かりました。

そこで、あるランニングに関する勉強会に参加し、学んだ事を中心に練習を開始!


練習といってもランニングに関しては、週1~3回のトレッドミルでの60分間走のみです。
北陸は大雪でしたしね・・・。
1度だけクリニックから田上・森の里・涌波・笠舞経由を10kmないぐらいの外を走りました。
トータル100kmいくかいかないか・・・。

そんな練習しかしてない中、今回は4時間19分台で歩く事無く、膝腰の痛みも無く走り切る事ができました。


ラップタイムも良い感じです。
今回完走して感じた事は、量より質なのかな?って感じました。

いくら長い距離を走っても、フォームが悪ければランニングエコノミーは低下し良いタイムがでません。
今回実践した事は、2つあります。
・腕は振らずに、上部体幹を捻じるイメージで走った。
・「フォアフット」、「ミッドフット」、「ヒールストライク」ではなく、「ウナ」を意識して接地したこと。

って、言っても分からないですよね。
なので、ランニングで痛みがあってお困りの方は、当院へお越し下さい。

トレーニング方法については、こちらへどうぞ。


1月から2月は、大雪で大変でしたね。
なんたって、平成に入って二番目の大雪‼️

転倒や除雪で腰や腕、肩、膝、足首などなど怪我をされる人が多かったですね。
私が勤めてから1番多かったと思います。

そんな雪も殆んど溶けてきましたね☀️
少しずつ、春が近づいているんですかねー?

あっ、そういえば当院にも春がやってきたんですよ!!



そう、サクラです♪
さぁ~くぅ~らぁ~ヽ(=´▽`=)ノ  
  さぁ~くぅ~らぁ~\(o⌒∇⌒o)/
自宅にあったものを当院に御裾分けしました。

咲くのが待ち遠しいですね。
温かくもなってきたので来院された際には、サクラをみて春を感じて下さいo(*^▽^*)o~♪


以下のサイトは、靴や足、基本的なケアやトレーニングに困っている方はご覧になって下さい。
☆靴に関するサイト
Smile From Feet
☆セルフケアやトレーニングに関するサイト
Self care/Training