運動器超音波検査110
2022年10月25日
本日は下腿後面筋(長母趾屈筋、後脛骨筋、長趾屈筋)の短軸の超音波画像を紹介致します。
下腿中央よりやや遠位かつ内側よりにプローブを当てました。
ヒラメ筋の深層に長母趾屈筋、後脛骨筋、長趾屈筋が確認できます。
足趾屈曲することにより、長母趾屈筋、長趾屈筋の収縮が観察できます。
運動器超音波検査109
2022年10月21日
本日は膝窩筋の長軸動態(静止画)を紹介致します。
撮影肢位は腹臥位膝屈曲90°で、膝窩筋に対して長軸にプローブ走査しました。
下腿中間位と下腿内旋位の2つの画像を紹介致します。
自動介助運動での下腿内旋時には膝窩筋の収縮がみられ、それに伴い膝窩筋が外側半月板を引き出すような動態が観察できました。
運動器超音波検査108
2022年10月17日
本日は膝屈曲時の大腿骨前脂肪体の動態(静止画)を紹介致します。
膝屈曲90°、膝屈曲140°の2つの画像を添付致します。
90°から屈曲していくと、大腿四頭筋腱が遠位へ滑走するのに対し、大腿骨前脂肪体は近位へ移動します。
運動器超音波検査107
2022年10月15日
本日は外側内側胸筋神経の短軸画像を紹介致します。
鎖骨中央レベル付近にて2~3横指遠位にて胸筋神経に対して短軸にてプローブを当てました。
表層に大胸筋があり、その深層に小胸筋が観察できます。
外側胸筋神経は大胸筋と小胸筋の間で観察でき、内側胸筋神経は小胸筋の内側かつ表層に観察できます。
運動器超音波検査106
2022年10月11日
本日は膝屈曲90°と膝屈曲150°の膝蓋骨上脂肪体の動態の長軸超音波画像を紹介致します(静止画)。
膝蓋骨のすぐ近位に膝蓋骨上脂肪体があり、その表層に大腿四頭筋腱が確認できます。
膝屈曲90°に比べて膝屈曲150°では、膝蓋骨上脂肪体は扁平化し、大腿骨と膝蓋骨の間に入り込むような動態が観察できます。